探検バクモン 6月21日「気象庁」
今回の裏側の世界は、知ってるようで知らない気象庁についてでした。
今やスーパーコンピューターで情報を集め、分析して予報を出す様子が紹介されたのですが、その後に実際に人が屋上に出て空の模様を観察する様子も映されて、今でもこんなことしてるの?と驚きました。最新の設備と人が空を見て今日の空の見通し具合は何々、と決めている場面のギャップが面白かったです。
興味深かったのが、保存されていた天気図の数々です。二・二六事件の時は雪は降っていなかった、関東大震災の被害が広がったのは台風の影響…など天気図一つ見るだけで、歴史的な事件の様子が分かるのに感心しました。
そして知らなかったのですが、戦争中は天気予報は極秘情報とみなされ国民には伝えられなかったそうです。これが原因で、九州に上陸した台風で備えができなかった人々がたくさん亡くなるという悲しい出来事も起こりました。
この過去の過ちによって、天気予報は私たちの命を守ってくれる、生活に欠かせないものだと改めて分かりました。