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小説感想

主人公の男子高校生がある日病院に行った際に誰かの闘病日記を見てしまいます…感想・書評『君の膵臓を食べたい(住野よる)』ネタバレ注意(レビュー)。 #読書

君の膵臓を食べたい(住野よる)泣ける 住野よるさんの君の膵臓を食べたいという作品はとある高校の男女について描かれた物語でして、主人公の男子高校生がある日病院に行った際に誰かの闘病日記を見てしまいます。

感想・書評「恋のゴンドラ:東野圭吾・著」ネタバレ注意・恋愛小説といっても重苦しいドロドロしたものではなく、軽快なラブコメディ(レビュー)。 #読書

「恋のゴンドラ」 東野圭吾・著 大のウィンタースポーツ好きを公言している著者の東野圭吾さんは、ゲレンデを舞台にしたミステリー作品も複数出していますが、これは珍しく恋愛をテーマにした一冊です。恋愛小説といっても重苦しいドロドロしたものではなく…

感想・書評「湯を沸かすほどの熱い愛:中野量太」ネタバレ注意・映画化もされたようで「宮沢りえ」「オダギリジョー」で好評を博しました(レビュー)。 #読書

湯を沸かすほどの熱い愛 中野量太 映画化もされたようで「宮沢りえ」「オダギリジョー」で好評を博しました。そもそも「死にゆく母」が残された子供に生きることの素晴らしさを身をもって教えるというストーリ性は、古今東西に数多あるのですが、この主人公…

感想・書評「殺しの双曲線:西村京太郎」ネタバレ注意・双子を利用したトリックをやりますと明言している(レビュー)。 #読書

本のタイトル:殺しの双曲線 著者:西村京太郎 一言感想:ダブルの双子トリックがわからなかった。 この「殺しの双曲線」というのは西村京太郎氏のサスペンスの小説です。この小説のまず1番面白いところは冒頭にこの小説では双子を利用したトリックをやりま…

13才の誕生日を迎えて自分が魔法使いであることを知り魔法学校に行く…感想・書評「ハリーポッターと賢者の石・著者:J•Kローリング」ネタバレ注意(レビュー)。 #読書

タイトル:ハリーポッターと賢者の石 著者:J•Kローリング どこにでもいる普通の少年ハリーは親がいなく親戚と暮らして肩身の狭い毎日を送っていましたが13才の誕生日を迎えて自分が魔法使いであることを知り魔法学校に行くというお話です。面白いのは日常…

感想・書評「おてんばエリザベス:エニド・ブライトン原作」ネタバレ注意・男女共学の学校が舞台です。主人公は金髪に碧眼の美少女(レビュー)。 #読書

「おてんばエリザベス」(エニド・ブライトン原作):少女の失敗と成長の物語 「おちゃめなふたご」「はりきりダレル」など、イギリスの全寮制女子校を舞台にした作品が多いブライトン作品の中で唯一の男女共学の学校が舞台です。主人公は金髪に碧眼の美少女…

感想・書評「地層調査:佐々木譲」ネタバレ注意・「特命捜査対策室」いわゆる「特命係」行きを命じられる事から話が始ります(レビュー)。 #読書

地層調査 作 佐々木譲 地層という変わった題名を付けた警察ものです 謹慎中の警視庁の捜査一課の刑事がある日上司に呼びだされ、「特命捜査対策室」いわゆる「特命係」行きを命じられる事から話が始ります。 特命刑事が受けた命令は、15年前に起きた事件、…

感想・書評「九井諒子:ひきだしにテラリウム」ネタバレ注意・ショートショート漫画の短編集。数ページの作品なのにびっくりするようなオチ(レビュー)。 #読書

九井諒子『ひきだしにテラリウム』のビックリ箱加減 『ひきだしにテラリウム』はショートショート漫画の短編集。数ページの作品なのにびっくりするようなオチが用意されていて面白いです。絵柄もさまざまなものが使い分けられています。少女漫画、耽美、少年…

マルフォイの息子が可愛いの一言につきます…感想・書評「ハリーポッターと呪いの子:JKローリング著」ネタバレ注意(レビュー)。 #読書

ハリーポッターと呪いの子 JKローリング著 あのハリーポッターシリーズ最新作!最高でした! 大好きなハリーポッターシリーズの新作小説、というか舞台用の脚本なのですが、期待を裏切らない作品でした!あのハリポタのワクワクするような世界観はそのままに…

感想・書評「Nのために(湊かなえ)」ネタバレ注意・殺人事件に絡むのは、名前の頭文字が全員「N」で始まる男女四人(レビュー)。 #読書

Nのために(湊かなえ) 一体誰が犯人なのか、Nとは誰なのか、一気に読みたくなる本 文庫本で318ページほどではありますが、本当に一気に読んでしまいました。とある夫婦が殺されている、そのシーンから話は始まります。その殺人事件に絡むのは、名前の頭…

感想・書評「有川浩:ストーリー・セラー」ネタバレ注意・本編はA編とB編の二部構成になっており、どちらのお話も(レビュー)。 #読書

有川浩『ストーリー・セラー』大切な人が隣にいるということ。 有川浩さんの作品は多数読みましたが、こちらは特にお気に入りの一冊です。本編はA編とB編の二部構成になっており、どちらのお話も、作家の妻と彼女を支える夫、という夫婦の物語です。小説を書…

感想・書評「本日は、お日柄もよく:原田マハ著」ネタバレ注意・スピーチライターという職業を通した物語(レビュー)。 #読書

本日は、お日柄もよく 原田マハ著 スピーチライターという職業を通した物語です。冒頭の結婚式での一人のスピーチライターとの出会いから、主人公には、それまで不運ともとれる人生、何の面白味のない人生が劇的に変わっていきます。

感想・書評「グアテマラ伝説集:アストゥリアス」ネタバレ注意・解説を読んでから本文を読むべし(レビュー)。 #読書

『グアテマラ伝説集』(アストゥリアス):解説を読んでから本文を読むべし ノーベル賞作家のガブリエル・ガルシア=マルケスが得意としたマジックリアリズム。しかし、マジックリアリズムの開祖はガブリエル・ガルシア=マルケスではなく、ミゲル・アンヘル・…

感想・書評「ジョージ・オーウェル:一九八四年」ネタバレ注意・メディアが検閲されるようになった近未来で、過去の情報を改竄し続ける男性を主人公にしたディストピア小説(レビュー)。 #読書

ジョージ・オーウェル『一九八四年』は検閲が怖い 『一九八四年』はあらゆるメディアが検閲されるようになった近未来で、過去の情報を改竄し続ける男性を主人公にしたディストピア小説です。

感想・書評「陰陽師 シリーズ 玉兎ノ巻:夢枕獏」ネタバレ注意・晴明の屋敷のいつもの簾の子の上で避けを飲んでいるところから話が展開(レビュー)。 #読書

陰陽師 シリーズ 玉兎ノ巻 夢枕 獏の本 久しぶりに出した獏さんの御存じ陰陽師です。陰陽師である阿部の清明と友人の博雅の二人が、晴明の屋敷のいつもの簾の子の上で避けを飲んでいるところから話が展開していきます。こんな調子で始る話が9話有ります。そ…

感想・書評「それから:夏目漱石」ネタバレ注意・高等遊民に憧れた…代助という帝国大学卒業後にただのんびりと暮らし、都合よく親のすねを齧りつつ、適度に世渡り(レビュー)。 #読書

夏目漱石の「それから」を読んで、昔の高等遊民に憧れた。 堕落して適当に生きている人物が主人公の小説は、本屋にも図書館にも思ったより多くは存在しない。私は今年ずっと人生の迷子になった気分で生きていて、他の堕落した人はどういう暮らしをしていたの…

2009年に本屋大賞を受賞した作品・作品は6つの章にわけられており、各章では語り手が違います…感想・書評「告白:湊かなえ」ネタバレ注意・(レビュー)。 #読書

「告白」湊かなえ 続きが気になって仕方がない本 今回は湊かなえさんの「告白」について。この本は2009年に本屋大賞を受賞した作品です。私がこの本に出合ったの近所の本屋でたまたま湊かなえフェアをしていたからです。 本を読み終えて、映画化されているこ…

感想・書評「何もかも憂鬱な夜に:中村文則」ネタバレ注意・施設で育った刑務官が主人公だ。決して明るい本ではない(レビュー)。 #読書

何もかも憂鬱な夜に 中村文則 あの夜をこえたい。 人間一度は「どうして生きているんだろう。」と考えたことがあると思う。私は一度ではなく何度も何度も何度も考えてきた。そして20年弱にして「これかな」と思える答えが導き出せたように思う。その導き出し…

感想・書評「スパイダーマン:ステイシーの悲劇・スタン・リー他」ネタバレ注意・宿敵・ドクターオクトパスは刑務所を脱走、飛行機をハイジャック(レビュー)。 #読書

スパイダーマン:ステイシーの悲劇 スタン・リー他 全米が泣いた悲劇の物語 日本でもお馴染みのアメコミヒーロー、スパイダーマンの傑作選。スパイダーマンことピーター・パーカーは、普段は学生だが悪党退治の際はスパイダーマンとして活動する二重生活を送…

感想・書評「小説91Days 上巻 Story Works」ネタバレ注意・幼い頃マフィアに家族を殺された男が復讐をする為の91日間の物語(レビュー)。 #読書

小説 91Days 上巻 Story Works あの2016年夏アニメ、91Daysのノベライズが出ました。アニメを見た時からハマっていた私は、もちろんノベライズも購入。満足のいく内容でした。 91Daysは、幼い頃マフィアに家族を殺された男が復讐をする為の91日間の物語です。

感想・書評「デッドプールの兵法入門 ピーター・デイビッド デッドプールの作家計画」ネタバレ注意・孫子直筆の兵法書を手に入れる。これを使って儲けるために自ら翻訳(レビュー)。 #読書

デッドプールの兵法入門 ピーター・デイビッド デッドプールの作家計画 今年ハリウッド映画化された「デッドプール」の読み切り邦訳。殺しの依頼を遂行していたデッドプールは、孫子直筆の兵法書を手に入れる。これを使って儲けるために自ら翻訳した兵法書を…

感想・書評「デッドプール デッド・ヘッド・リデンプション ジェイソン・アーロン他」ネタバレ注意・死んでたり、憧れのヒーローの宿敵と卓球対決したり、某社の依頼でカナダマンになろうとしたり(レビュー)。 #読書

デッドプール デッド・ヘッド・リデンプション ジェイソン・アーロン他 お喋り傭兵、珠玉の短編集 今年に入ってハリウッドデビューしたアメコミヒーロー、デッドプールの短編集…というよりはショートショート集に近い。冒頭でいきなりデッドプールが死んでた…

感想・書評「六麓荘(ろくろくそう)の殺人:吉村達也」ネタバレ注意・精神分析医(サイコセラピスト)氷室想介が、田園調布のお屋敷と、芦屋の(レビュー)。 #読書

「六麓荘(ろくろくそう)の殺人」 吉村達也・著 精神分析医(サイコセラピスト)氷室想介が、田園調布のお屋敷と、芦屋の六麓荘とで同時に起きた殺人事件に挑みます。 殺されたのは双子の姉妹です。同じような状況を設定された殺人ですが、田園調布では衣服…

感想・書評「暗幕のゲルニカ:原田マハ」ネタバレ注意・小説自体の作りは、過去と現代の世界が交互に章で入れ替わる作り(レビュー)。 #読書

暗幕のゲルニカ 原田マハ(はらだまは) 『元キュレーターという経歴を持つ原田マハさんの美術関連の小説が好きで、今年この本が新刊で出た時に是非読まなくてはと思った1冊でした。今回の作品はタイトルからピカソのゲルニカがキーになるというのはわかっ…

感想・書評「スタイリッシュざまぁ・著者:Aska」ネタバレ注意・小説投稿サイト『小説家になろう』で発表された作品で、第4回「ネット小説大賞」受賞作(レビュー)。 #読書

『スタイリッシュざまぁ』 著者:Aska 小説投稿サイト『小説家になろう』で発表された作品で、第4回「ネット小説大賞」受賞作です。 主人公ルルリアは、エンバース子爵家の次女ですが、その境遇は悲惨でした。美男美女で名高い両親に似ず、地味な容姿を持っ…

感想・書評「絆回廊:新宿鮫10:大沢在昌」ネタバレ注意・主人公の鮫島警部と色々な場面で彼をサポートする上司の桃井警部(レビュー)。 #読書

絆回廊 新宿鮫10 大沢在昌 新宿鮫シリーズはどれも面白いのですが、この絆回廊は私にとっては衝撃的でした。 大沢在昌さんはシリーズものを書く時に前回の話をエピソードとして盛り込む事が多く、それがまた新しい物語に独特の世界観を与えてくれます。

感想・書評「鍵:乃南アサ・著」ネタバレ注意・主人公の身近で起こる、鞄を奪い切り刻んで捨てる通り魔(レビュー)。 #読書

「鍵」 乃南アサ・著 耳の聞こえない女子高生が主人公 母親を病で亡くし、すぐに父親も亡くなり、とり残されてしまった年の離れた姉と兄、そして耳の聞こえない主人公。

感想・書評「きりこについて/西加奈子」ネタバレ注意・野良猫だったラムセス2世と運命的な出会い:ぶすだってかわいいのである(レビュー)。 #読書

きりこについて/西加奈子 ぶすだってかわいいのである 物語の主人公「ぶす」なきりこときりこを取り巻く人物や出来事について、飼い猫のラムセス2世が語っていくお話です。

感想・書評「時をかけるゆとり:朝井リョウ」ネタバレ注意・直木賞作家のハートフルな日常エッセイ(レビュー)。 #読書

朝井リョウ「時をかけるゆとり」:直木賞作家のハートフルな日常エッセイ 2016年10月15日(土)より全国ロードショーがスタートした映画「何者」で直木賞を受賞され、一躍文学界のトップに躍り出た若き作家朝井リョウさん。 一年間に約10冊とコンスタントに活…

感想・書評「輝く夜:百田尚樹」ネタバレ注意・クリスマスの奇跡達を綴った短編集です(レビュー)。 #読書

百田尚樹「輝く夜」-クリスマスの奇跡 クリスマスの奇跡達を綴った短編集です。クリスマスは、私にとっては何となく、奇跡とかロマンスとかを信じたい季節でもあります。本屋さんで巡り合った時、そんな私にぴったりだな、と感じました。実際読んでみたら私…