入学希望者と招いた学校説明会の当日、予定通り無断欠席を決行した創楽と中弥。
彼らが待ついつもの浜辺に表れた面々は何か不思議な結束力を持って意識的に行動していたことが分かり、静かな感動がありました。
常に「発想を行動に変える」という方法を試みた彼らの最終決戦ともいうべき今回のボイコットの模様がリアルタイムで送信され、学校説明会に訪れた人々の目に触れる流れはやはり突き抜けた開放感がありました。
彼らの晴れやかな表情があまりにも鮮烈で印象的だったことや対称的に恥をかかされ、苦情の表情を浮かべる教師とのコントラストもまた最高でした。
このように“静と動”を対称的に見せる演出がこのドラマの特徴で、心理戦や頭脳戦に至るときの雰囲気はみどころでした。
ジャニーズのメンバーが主演という色眼鏡抜きで世代を超えて楽しめた作品だと心から思えるエンディングでした。