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感想・書評「陰陽師 シリーズ 玉兎ノ巻:夢枕獏」ネタバレ注意・晴明の屋敷のいつもの簾の子の上で避けを飲んでいるところから話が展開(レビュー)。 #読書


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陰陽師 シリーズ 玉兎ノ巻 夢枕 獏の本

久しぶりに出した獏さんの御存じ陰陽師です。陰陽師である阿部の清明と友人の博雅の二人が、晴明の屋敷のいつもの簾の子の上で避けを飲んでいるところから話が展開していきます。こんな調子で始る話が9話有ります。そもそも夢枕漠の小説は、言葉を紡ぎ出すのが旨いと言うか、表現が幻想的というか、普通の感覚では出ないような言い表しをして、読者を小説の世界に引きずり込んでしまいます。

例えば「道満が坐しているのは、大きな楓の古木の下であった。大人ふたりが、胸の高さで両腕を伸ばして幹を抱えようとしても、まだ長さが足りない。どうして、山中にこのような楓の古木があるのかわからない。山中であるからこそあるのか。」このように、普通に展開していく物語の文章ではあるが、獏さんの手にかかると、この情景が何の抵抗も無く頭の中にスッと入り込んでくる可笑しさ。其れが夢枕漠の作家としての凄いところです。この陰陽師シリーズを呼んでいると、その作品もその底流に流れているのは、人の心の中に潜む鬼なのですが、その鬼さえもやさしくしてしまう不思議な魅力を持った作家の本です。全く方がこらない楽しい小説です。

ありがとう寄稿。

私やスタジオの人が笑っている場面で中学生は全然理解できないような顔をしていたり、わけのわからない芸人さんでウケてたりして不思議でした。

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