読書感想
「新選組血風録」司馬遼太郎著、司馬遼太郎の新選組が大好きだ 「新選組血風録」は、短編集で闇討ち暗殺話がてんこもりとなっておりますが、個人的に監察型の山崎烝さんがたくさん出てきたのは嬉しかったですね。彼も好きな隊士の一人です。色々な話が入って…
嫌われる勇気 岸見一郎著者 自分を見つめなおすきっかけに! この作品は日々の人間関係や自身の思考に悩み考える少年とそれを乗り越え自身を高めていけるような思考に促す哲学者の男性との会話によるストーリーです。この作品は生きていくうえで人間が最も苦…
娘が発達障害と診断されて・・・母親やめてもいいですか 山口かこ いろんな世代に触れてもらいたい作品 表紙に大きく「母親やめてもいいですか」とある作品を書店で見かけて驚いた。手に取りよく見ると発達障害のお子さんがいらっしゃるお母様のエッセイ本で…
0歳からのらくらく子育てカヨ子ばあちゃん73の言葉 久保田カヨ子 この本は、脳科学おばあちゃんとして有名になった、久保田カヨ子さんが書かれた本です。 0歳からの赤ちゃんの子育て法が細かく書かれています。子育てほど面白いもんはない!これぞ女の特権や…
きみはポラリス(著 三浦しをん)いつか私も「ポラリス」になりたい タイトルからして可愛いらしいラブストーリーかなと思う人も多いだろうが、良い意味で裏切られる素敵なお話が詰まった短編集。そういう私も、新潮文庫の表紙とタイトルで青春系の爽やかな…
『怪談おくのほそ道』(伊藤龍平):天才的な古典のオマージュ 日本の古典文学の1つとして名高い『おくのほそ道』。江戸時代にも多くの人に読まれ、ついに『おくのほそ道』を怪談話風にオマージュした作品が生まれるまでに至りました。それが『芭蕉翁行脚怪…
人生は価値ある一瞬(ひととき) 著者:大谷光真(おおたに こうしん)/仏教的な面からみた人生論 人生には「迷い」「不安」はつきもので、楽しく人生を生きていても、ある日突然不幸が訪れてどうしていいかわからなくときがあると思います。 しかし、西本願…
気がつけばチェーン店ばかりでメシを食べている 村瀬秀信 (講談社文庫) タイトル通りチェーン店についてのまめ知識なことやあるあるなど独特の表現で綴られたエッセイ集。 一店舗あたりのページ数は二ページ半と少なく、35のチェーン店について書かれて…
【感想】ゆっくり動くと人生がすべてうまくいく/小林弘幸 自律神経と胃腸の不調が続いており、何か参考になる書物は無いかと思い書店で探していたところ、こちらの本が目につき購入しました。 何か複雑なメソッドだったり、他に食材を購入する等の必要が無く…
友罪 薬丸岳著 早く先が知りたくて必死に読みました この本は一言で言うと悲しいですね。設定、テーマはとても面白く、ずっと面白いままです。飽きないですね。大まかな話はある職場で同期として出会った同僚が実は過去に殺人を犯していたという話なんですが…
星の王子さま サン=テグジュペリ を読んで。 高校の夏休みの宿題に、読書感想文がありました。 友人からおすすめされて、サン=テグジュペリの「星の王子さま」を借りて読んでみました。最初は、宿題の為だと思ってなんとなく読んでいたのですが、そのうち物…
小学校の時、「だから、あなたも生きぬいて(大平光代)」で読書感想文を書いて、本当に書きやすかった 読書感想文を書く際、なぜか日本の文豪と呼ばれる作者の作品を扱う人がいますが、このような人はだいたい失敗します。そもそも現役の大学教員が研究とし…
赤毛のアンを小さいときに読みました。正月校の夏の読書感想文で公表しました。 私は、29歳の主婦です。小学校5年生の時に「赤毛のアン」を夏休みに読みました。凄く面白くてよかったです。アンは、赤ん坊の時に両親を亡くされて、その後は、たらい回しに…
あらすじは知っていたけれど…アルジャーノンに花束をに込められたダニエル・キースの技術 先日、電車の乗り継ぎで時間が余ったため、ドラマではあらすじを知っていた「アルジャーノンに花束を」を購入しました。
福沢諭吉の「学問のすゝめ」 橋本治 学問のすゝめの魅力 明治五年に「学問のすゝめ」が出版されて明治五年20万部も売れ大ベストセラーとなった。しかし、これだけ有名になったにもかかわらず内容は広く知れ渡ってはいない。明治維新による近代化に伴う政府…
花戦さ(はないくさ) 鬼塚忠 華道池坊の中で一番有名な花の名手・池坊専好の青年期から晩年にかけてのお話しです。池坊専好と彼の家族、そして彼を支える町の人、さらには同じ時期に活躍した茶の湯の人、千利休との交流を中心に描かれています。この度、池…
漁港の肉子ちゃん / 西加奈子著 なんとも衝撃的というか、二度見してしまうようなタイトルですよね。そして、著者は大好きな西加奈子さんではないですか。早速、購入しちゃいます。
ヤバい!刑務所体験 宝島社著 私達庶民が知ることの出来ない衝撃な体験談でした この本はただの刑務所を紹介する本でなくて芸能人や有名人で犯罪を犯してしまって刑務所で服役した経験の人達の実話なので興味深いし話もリアルで、あの事件の裏はこうなってい…
お裁縫のきほん監修 肥沼雅子 始めてでも役に立つ 私がこの本を購入するきっかけになったのは、もちろん裁縫のことに興味があったのもあります。 でも様々なお裁縫の本がいろいろある中で、この本を選んだのはインターネットでの口コミが参考になりました。
『ジプシーを訪ねて』(関口義人):等身大のジプシーがここにいる ジプシーと呼ばれる放浪の民がいることをご存じでしょうか。彼らは定住することなく、世界各国を放浪して生活する人々でした。しかし、国や国境という概念が定着にするにつれて、徐々に彼ら…
フォルトゥナの瞳 百田尚樹 愛と運命のストーリー 夢中になれる小説を探していたところ、この小説の帯に“感涙必至”の文字が!迷う事なく買うことにしました。
『家族八景』著:筒井康隆 ――七瀬三部作の一作目となる―― 『時をかける少女』等が有名な筒井康隆さんのSF連作短編集。 こちらが世に出たのは1970年代と比較的古い作品なのですが、その約40年後の2012年にTBS系列でテレビドラマ化されたことからも分かるよう…
『芭蕉の学力』(田中善信):あの名作の新しい見方が! 松尾芭蕉の『おくのほそ道』と言えば、誰もが名前を聞いたことがあるでしょう。 「月日は百代の過客にして」から始まる文章は教科書にも掲載されています。
『「平家物語」の再誕』(大津雄一)は古典の新しさを教えてくれる 最近、日本の古典を読み直すようなブームが起こっています。 『「平家物語」の再誕』は平家物語という日本の代表的古典が、時代ごとにどのように読み変えられていったのかを明らかにしてい…
置かれた場所で咲きなさい 渡辺和子 すごく人生について考えさせられました。 私が最近買った本は渡辺和子さんの「置かれた場所で咲きなさい」です。この本を知ったきっかけは、あるテレビ番組でやっていたのを偶然見ていたのがきっかけでした。最初はただ見…
まだ東京で消耗してるの? 環境を変えるだけで人生はうまくいく イケダ ハヤト - もう消耗したくない 著者は超有名ブロガーで、一昨年に東京での生活に疲れて高知に引越して生活している。 その体験より、地方で暮らすことの有益性、東京での生活、これからの…
「僕の仕事はYOUTUBE」 HIKAKIN 僕の仕事はYOUTUBEは、日本で一番人気のあるユーチューバー、HIKAKINさんが書いたどうすればYOUTUBEで生活できるようになるかを書いた本です。ヒカキンさんがいかにしてユーチューブを始めたのか、何が一番大変だったか、動画…
ゴシック&ロリータ幻想劇場 大槻ケンヂ ゴスロリ好きな私が偶然古本屋で出会ったこの本。まず目を引いたのはイラストレーターの妖さんの描かれる可愛らしいロリータ服姿の女の子の表紙だ。 妖艶なイラストに心惹かれて手にした本の著者を見て私は驚いた。え…
森田療法入門―「生きる」ということ 、田代信維著、著者は間違いなく生き仏 お世話になります。RUと申します。今回は九州大学名誉教授、田代信維先生の「森田療法入門―「生きる」ということ 」をご紹介させていただきます。初めに行っておきます。この著者…
おやすみ、ロジャー 魔法のぐっすり絵本 著者:カール=ヨハン・エリーン なかなか眠る事が出来ない、うさぎの子供「ロジャー」が眠りにつくまでの物語です。 ロジャーの年齢は、聞かせてあげる子供と同い年という設定。ロジャーが眠る為にお母さんうさぎと…