みんなのブログ。

在宅ワークを利用して皆で更新するブログです。

スポンサーリンク

感想・書評「平家物語」の再誕:大津雄一」ネタバレ注意・古典文学に関する基本的なスタンスを身につけるためにも、まさに大人が読むべき1冊(レビュー)。 #読書


【おすすめ情報】知らない人は損している!「アマゾン業務用ストア」で便利でお安く。

『「平家物語」の再誕』(大津雄一)は古典の新しさを教えてくれる

最近、日本の古典を読み直すようなブームが起こっています。
『「平家物語」の再誕』は平家物語という日本の代表的古典が、時代ごとにどのように読み変えられていったのかを明らかにしています。
かつて歴史と思われていた『平家物語』は明治期には文学として扱われるようになります。
そして、大正期には叙事詩として扱われ、さらに戦争期には戦意高揚の古典として読まれ、現代では再び英雄・叙事詩的な読み方が主流となっています。
このように、1つの古典文学が時代ごとにどのように読まれていったのかを、著者は明快な文体で明らかにしています。
本書を読めば、古典文学=伝統という考えではなく、古典文学は時代で読み方が変わることを理解することができるでしょう。
つまり、時代ごとに古典の読みは新しく更新されていくのです。
逆に言えば、古典がどう読まれるかで時代を読むことができるとも言えるでしょう。
現在、小学校でも古典文学が読まれる時代となっています。
古典文学に関する基本的なスタンスを身につけるためにも、まさに大人が読むべき1冊と言えるでしょう。

ありがとう寄稿。

デュープリズムの音楽は全てが美しくファンの間でもアルバムを出して欲しい!と強く声が上がったほどです。

おすすめゲーム「デュープリズム:プレイステーション」感想レビューネタバレ注意!(主人公は2人います!我儘な王女様と自分の記憶がない少年です)。 - みんなのブログ。