漁港の肉子ちゃん / 西加奈子著
なんとも衝撃的というか、二度見してしまうようなタイトルですよね。そして、著者は大好きな西加奈子さんではないですか。早速、購入しちゃいます。
この物語は、小学生のキクりんから見た母親の肉子ちゃんについてや日常に起こった出来事で進んでいきます。そのキクりんのフィルターにかかった肉子ちゃんは、とにかく面白い人で、どんどんイメージが膨らんできます。もしもこんな人に出会ったら、絶対に友達になりたいと思わせてくれます。
この、ただのお人好しで、騙されやすくて、デブで、不細工で、糞のようにボロボロになりながらも、何度も何度もやり直して、結局は幸せに生きている。やっぱり人生、そうであるべきなのかな。
多分、肉子ちゃんほどデブでもブスでもない(想像です)けど、そんなに人を信じてなかったり、そんなに人に溶け込めなかったり、愛されたりもしてないんじゃないか、私?
クソだった思い出も笑いに変えて生きるエネルギー。封印してしまうよりも、ずっと強い生き方だと感じます。
西加奈子ワールド、引き込まれました。
ありがとう寄稿。
ポケモンに興味が無くてもそこそこ楽しめるゲームになっているし、ソーシャルゲームというものを嫌う私としては、他のプレイヤーとあまりかかわらなくてもいいという点ではこのゲーム適していると思います。
位置ゲージャンルが好きな私はハマってしまいました・ポケモンGOの件「魅力」。 - みんなのブログ。