「僕は介護の仕事をしています。」
というように自己紹介をすると「えぇ!大変でしょ?」と言われることが多くあります。確かに大変な仕事です。夜勤もありますし、認知症の方の徘徊や介助拒否等で身体的にも精神的にも大変な時もあります。
しかし介護という仕事ほど他人に「ありがとう」と言われることはない仕事だと実感しています。食事を配膳しただけで「ありがとう」、車いすに移乗してもらっただけで「ありがとう」、一緒にお部屋まで付き添っただけで「ありがとう」というように、小さなありがとうをたくさんたくさんもらえる仕事です。
認知症で、自分の歳や子供の名前が曖昧になるくらいボケてしまった方でも「ありがとう」と言ってくださいます。
人間はどんなに歳を重ねても、認知機能が衰えても、相手に感謝することは忘れない、感謝を伝えることは忘れない、気高く優しい生き物だなと毎日実感しています。そしてそんな素晴らしい方を相手に介護士として仕事できることはとても貴重な体験だと思います。
「あなたの人生に関わらさせていただいて、ありがとう」と毎日伝え続けていきたいです。
ありがとう。介護という仕事。#ありがとう #感謝の言葉
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