沖縄の翁長知事訃報のニュースについて。他県民であっても、沖縄の抱える基地問題に真摯に取り組んでこられた姿勢が、とても印象的でした。志半ばで病に斃れられた事、無念だろうと思うと、胸が痛みます。
今更ながら調べてみると、現政権から、非道な扱いを受けながらも、沖縄県民だけではなく、ひいては、アジアの緊迫した情勢をも視野に入れた深い郷土愛により、知事に就任されて以来、ずっと民意とともに横暴な権力相手に闘ってこられたのだということが分かりました。つい一月半前に出席された沖縄の慰霊の日に際して、翁長知事の口から熱く語られていた【平和宣言】は、本当に胸に訴えるものがありました。言葉通り、命を賭して職務を全うされたお姿に、尊敬の念しか浮かびません。国民一人一人が、平和とは何か、常に問い続けていかなければならないこと改めて強く思いました。