信長協奏曲を見て、切なくて泣けてきました。
テレビでもやっていましたが、やはり映画はスケールが違いました。本能寺の変をベースにしていたのですが、何とか最後は奥方と末永く一緒にいましたというハッピーエンドで終わってほしいと願っていましたが、やはりそういう訳にはいきませんでした。
私は小栗旬が凄いと思っています。とにかく演技が上手いです。全く正反対の信長を演じきっているんです。誰しも他の時代に行ってみたいなと思った事があると思います。私も思った事があります。でもこの映画を観ていると、実際に戦国時代に行ったら生きるだけでも大変だろうと感じます。
豊臣秀吉は信長に火を放たれ家族を殺された恨みから復讐をします。もちろんこれはフィクションだと思うのですが、信長に復讐する場面は可哀想で見る事が出来なかったです。
私がこの映画の中で1番好きな場面は、現代から来た信長が奥方に「もう諦めないから。シワシワのお爺さんとお婆さんになるまで一緒にいよう」と肩をぎゅっと抱く場面です。
戦国時代に来たばかりの時とは違い、精神的に大人になった主人公の成長を見るのも楽しいと思います。