いちりっとるのなみだ 沢尻エリカ
脊椎小脳変性症と言う難病を診断された知り合いがいます。
幼くして発症し私が可愛がっていた女の子です。この1リットルの涙と言う番組を拝見し他人事ではいられず
我が子の様に接し共に病と闘いました。しかしドラマ最終回の結末と同じ。人は死を迎えます。
遥かに幼い子が過酷ながらもとんでもなく辛い病と闘ってる中私はどうすることもできず側で見守る事しかできませんでした。
ある時。その子は私に言いました。
天国って何処の国にあるの。と。
絶対見せないと決めた涙が思わず噴き出し立つことさえ困難になりました。病と闘う子供を見泣いてる自分に腹が立ち本当に情けない気持ちでずっと彼女に謝り続けていたのを覚えています。もう自分がどうなるか未来までもこの年でわかる彼女に驚き本当に病気なのか。
それさえ不思議で仕方ありませんでした。
病気は進行し続け彼女の身体を蝕み続け天国に旅立ちました。
最後まで一緒に過ごした私ですが
全てに力が入らなくなり。
何もする気さえありませんでした。
そんな中。番組を拝見し最終回で亡くなりましたが。
亡くなったかたの分まで元気に生きようと言う場面には本当に感動しました。私も番組に勇気を貰い我が子の様に接した子の分までいきようと。