」で便利でお安く。愛知県豊田市で三つ子の母親が次男を床に叩きつけて死亡させた件について、先月になって実刑判決が下されました。
被告には責任能力があったとする判決なのですが、産後1年近く毎日1時間の睡眠しか取れない状況で正常な判断などとてもできないと思います。実刑判決自体は仕方がないのではないかと私は思うのですが、この責任能力があったとする点はおかしいと思います。
実刑判決自体を批判する声も多く、同じ母親としてその気持ちも分からなくはないです。この母親は非常に過酷な環境にあり、その中でも何とか頑張ろうとしていたことは分かっています。ただ、私たちが感情移入してしまうのはどうしても母親の方であり、亡くなった次男の立場が置き去りにされがちなように感じます。もし自分が次男なら、単体児なら許される「泣く」という行為を行ったが為に殺されるというのは納得がいきません。それも、わざわざ不妊治療を受けて望まれて授かった命です。
また、自分がこの母親であったなら、最後に次男の為にできることとして、実刑を受けてしっかり罪を償いたいと感じると思います。
妊娠中に減胎してもらうなどの手段もあったわけで、この母親は「全く」悪くない！という声には疑問を抱いています。
