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ザ・ノンフィクション・ボクの帰る場所 11月2日/感想!6年前の秋葉原無差別殺傷事件の特集でした…(ネタバレ注意)。 #テレビ


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ザ・ノンフィクション ボクの帰る場所 11月2日(日) 14:00~

6年前の秋葉原無差別殺傷事件の特集でした。当時、その事件の非情さに酷くショックを受けたのを覚えています。今回、その当時の犯人の特集があるという事で、その犯罪者心理や動機がどういうものなのか、知りたくて見てみました。

一番印象に残ったのは被告(犯人)が子供の頃、母親から虐待を受けていたという事実。被告の母親は教育熱心だったそうです。被告が「九九」を言えないとお風呂に頭を沈められたという。

彼は何度も転職をしている。毎回、職場に不満があると、言葉で意見を言わず、無断で仕事を辞めるなど、行動で気持ちを表してきたという。彼の幼い頃の境遇には同情はしたい。でも、だからと言ってそれが職場での言い訳にはならないし、ましてや殺人の言い訳にしていいものでもない。派遣切りはいい事ではないけれど、世の中でそういう目に合ったのは彼だけではない。そもそも、会社なんて皆、自分達の都合の良いように従業員を使うもの。苦しくなれば切る。必要になればまた呼ばれる。それで、頭にきたからといちいち、人を殺していたのではきりがない。彼がネット掲示板に依存せず、もっと信頼できる人間関係を築き、現実の人達と心を通わせていたなら、あのような過度な発想には走らなかったのではないかと思うと、残念な気持ちになります。

もう一つ、印象に残っているのが当時、被告のナイフに刺されながらも、一命を取り留めた男性が淡々と言った言葉。「彼も被害者だ」と。その一方で「犯人が自分の息子だったとしても、死ね」と言うと。「それくらい重い罪なんだ」という事を伝えると。もし私がその立場であったら、そんなに冷静にそんな事が言えただろうか?冷静に当時を淡々と振り返り、向き合う事が出来るその冷静さに驚きました。