5月30日に行われるキリンチャレンジカップのガーナ戦に向けた日本サッカー代表のメンバーが発表になった。今回は、27名の発表であったが、基本的にはこの中から23名に絞られるという。実質的にはこのガーナ戦が、最初で最後のメンバーを決めるための試合である。
合宿を通じてこのガーナ戦で良いパフォーマンスをした選手が最終メンバーの23人に選ばれるだろうから、一発勝負となる。戦術的な落とし込みはこの試合だけでは難しいものがあるし、コンディションの良い選手から選んで最大限チームとしてのパフォーマンスが高められる選手の配置を西野監督は考えるのではないかと思う。
その中で、広島の青山選手が選ばれた。Jリーグで首位を走る広島で調子の良い選手の一人であり、コンディションも良い。青山選手が最終メンバー23名の中に残ることができるかどうかが、西野監督の選手選考の本当の意味での基準になるのではないかと思う。