キングを探せ 法月綸太郎 騙された!
「キングを探せ」は交換殺人をテーマとする推理小説です。警察の捜査を攪乱するためにカードの絵柄に従って殺す相手をシャッフルする4人の男たち。「A」を引いた男は「安斎(Ansai)」を殺すといったようにカードの頭文字とターゲットの頭文字をうまく一致させながら殺人のコーディネートを行っていくわけですが、その最中の男たちの会話、リード文、そして何よりも「キングを探せ」という題名に完全に私の頭はミスリーディングされていました。
読み進めていき、全容解明のオチの部分を読んだ際についつい「クソッ!」と思ってしまうほどきれいに騙されてしまっていました。ですが驚くほどキレイに騙されたのでむしろ気分は清々しいぐらいでした。あまり説明してしまうとネタバレになってしまうのでこれ以上の言及は控えますが、ぜひともこの本を読んでいただき人間の脳がいかに自分勝手な「決めつけ」を行っているかということを実感してほしいです。そして私と同じように「クソッ!」と思いましょう!
ありがとう寄稿。
最終回まで残りわずかだが、暗殺という重苦しいテーマをしっかりと纏めつつある。今後の展開では生徒達の今後を是非とも描いてほしい。
涙の時間・暗殺教室第178話確定ネタバレ注意!感想&179話予想+あらすじ・最終回で先生の生まれ変わりが出る様な展開だけはやめてほしい…週刊少年ジャンプ感想14号2016年 | 大人がおすすめる漫画日記。