あらしのよるに。ひつじのメイとおおかみのガブの友情に感動しました。
あらしの日に出会ったガブとメイ。風邪気味で鼻が利かない状態の二人はお互いの種族を誤解。
腹の中では食べることを考えるガブと脅えながらも友情を築くメイ。弱肉強食、食うか食われるかの世界でガブとメイはお互いを思って行動します。
ガブはガブで捕食側、メイは弱者でありながら食われる覚悟と芯の強さがあり、終盤ではその身を捧げようと献身的にガブに尽くします。
ガブとメイは秘密の友達で後々、お互いの種族にその友情を利用され、スパイのようなことを強要されます。
だけど、二人はお互いを思いやり逃げ出し、二人が仲良く暮らせる緑の森を探します。
途中、狼の追っ手に気づいたガブが囮になり、メイとは離れ離れになります。季節は春になり、山を越え、草原に居るメイ。
ガブとの再会に喜ぶメイだが、ガブは雪崩に巻き込まれた際に、記憶を失い、メイを捕食しようとしますが、メイがあのあらしのよるに出会わなければと叫んだ所で、ガブは記憶を取り戻し、二人の友情は結ばれました。互いを終始思いやる姿は泣けます。
ありがとう寄稿。
素直で真面目で優しいすみれちゃんは、そのうちに近所の色んな人と知り合い、そこからまたアットウォーミングなお話が展開されていて、読んでいても近所の子がうちの家に遊びに来ておしゃべりしてくれているような錯覚を起こす感じです。
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