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感想・書評「畠中恵のしゃばけ」ネタバレ注意・長崎屋の一人息子、一太郎は生来、体が弱くていつも死にかけているほど(レビュー)。 #読書


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畠中恵のしゃばけについて。とっても可愛くて怖くて面白い作品です。

畠中恵さんの「しゃばけ」という小説は、江戸時代を舞台にしたお話です。
長崎屋の一人息子、一太郎は生来、体が弱くていつも死にかけているほど。彼を世話したり看病したりする二人の奉公人、仁吉と佐助は実はあやかしです。一太郎の祖母は大妖で、その孫である一太郎を護るために人のふりをしています。
江戸時代を舞台にした小説というと、難しそうとか、時代背景が分かりにくいと敬遠されるかもしれませんが、畠中さんが書く時代ものはすごく読みやすいです。キャラクターが生き生きとしています。
しゃばけにはたくさんの妖怪が出てくるのですが、妖怪であるが故に勘違いをしたりやり過ぎたり、人とは違う考えに取りつかれていたりと、一筋縄ではいきません。一太郎の周りでガヤガヤとしていたかと思えば、ふっと人とは違う時間を生きているような発言があったりします。そこに、人が起こす事件も絡んでくるので、また切なくなります。
内容や文章の読みやすさは女性向きだと思います。表紙のイラストも可愛くて、オススメです。

ありがとう寄稿。

これは井坂幸太郎の、仙台に居を構える井坂幸太郎エッセイ&短編小説集です。井坂幸太郎ファンの私にとって、日々彼がどのように過ごしているのかは興味のあるところで、とても面白く読みました。

感想・書評「仙台ぐらし:井坂幸太郎」ネタバレ注意・地元仙台の定期刊行物「仙台学」に寄稿したエッセイを中心にまとめたもの(レビュー)。 #読書 - みんなのブログ。

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