隠蔽捜査6巻 去就 今野 敏 を読んで
僕の好きな作家のひとりである「今野 敏」の名作シリーズ「隠蔽捜査6 去就」が出ていたので、早速読んでみました。このシリーズは今野さんのシリーズの中でも面白い警察もで定評がある本です。主人公の竜崎はキャリアの警察官僚として、警察庁の総務課長まで上り詰めていたのですが、長男の不祥事により所轄の署長に降格となっています。竜崎の考え方や行動が非常に興味が有るのです。
普通の人のように、周りの目や耳を気にせず、合理的な考え方をする人物です。今回の話はストーカーに関する問題で、竜崎署長の娘と、先輩警察官の息子である、その彼との関係を修復するため、大森署で作られたストーカー対策チームの、戸高と女性警察官の根岸の両名の力をうまく使います。ホントの事件は、あるストーカー被害に悩む女性が、そのストーカーを殺す為に幼馴染を利用して、殺人を犯していまうというお話です。事件が起きた当時は、この犯人の女性の隠蔽工作によって、この女性の幼馴染が犯人とされていたのですが、実際はストーカーされてた女性が犯人だったのです。この辺のからくりを解き明かす竜崎と戸高の言葉のやり取りが面白いです。チーム捜査から外れて動く、一匹狼的な戸高刑事が魅力的です。また竜崎署長の人の目を気にしない行動も素晴らしいです。とにかく、面白く、一気に読んでしまいました。
ありがとう寄稿。
ゲストが誰であっても、この7人の手にかかれば大体面白い番組になるのが凄い!
しゃべくり007スペシャル10月3日/テレビ感想&あらすじネタバレ注意・1組目は石原さとみ。2組目は、唐沢寿明と窪田正孝。3組目は福原愛と吉田沙織。 #TV | みんなのレシピ・お料理ブログ。