キュア(監督:黒沢清) 頭の中をカリカリとひっかかれるようなサイコホラー
奇怪な連続殺人事件。
被害者はいずれも首から胸にかけて大きくX字上に切り裂かれています。
連続殺人事件といえば、犯人は一人のはずですが、この事件は違います。
なぜか犯人はすぐ近くで見つかり、被害者に対して殺意を抱く明確な理由がありません。
一体どういう理由でこの事件が続いているのか。
やがて捜査線上に記憶喪失の青年、間宮が浮かび上がってきます。
間宮は犯人たちにどのようにして殺人を教唆したのでしょうか?
実は間宮はある特別な能力を持っていたのです。
物語初めの殺人シーンは、ポップな音楽に乗せてはじまります。
そのギャップが非常にユニーク。
登場人物たちもどこか不思議に病んでいます。
クリーニング店でブツブツとつぶやく男。
空の洗濯機を廻し続ける主人公の妻。
同じ質問を繰り返し続ける間宮。
その間宮に引きづられていく殺人者たち。
彼らの台詞、感情が縦糸と横糸となり不思議な世界観を編み出しています。
特に間宮の台詞は独特で、苛立ちすら感じます。
登場人物のみならず、観ているこちらまで頭の中をひっかかれているような錯覚を覚えます。
映像も淡々としていてどこか美しさを感じます。
ホラーというと派手なシーンで観客を怖がらせるものですが、この作品にはそれがありません。
ラストシーンは必見。なにが起こったのか、その目で確かめてみてください。
ありがとう寄稿。
私は以前電力会社を父に持つ娘さんと結婚するご縁が有りまして入籍した所、義父から原子力発電に賛成するというような書類にサインをさせられました。
原子力発電は必要だと感じますがもっと作る場所を考えるべき/ブログ世論調査(賛成派)。 - みんなの政治経済ブログ。
コツコツとやれば、知らずの間に自分のおこずかいが増えていくのに喜びを感じます。
幼稚園児一人と2歳4か月の子供を子育て中・子育てママの仕事・求人・子供を寝かしつけた後家計簿などをつけ終わって寝るまでの間と…。 | 安心の在宅ワーク!稼ぐ人の口コミ・ブログライティング。