ずっと苦労して育ててきた子供が旅立ってしまった。
そう、旅立ってしまったのです。
親というのはとても理不尽で、子供がいつまでも庇護下にいてるときは、早く嫁にいってくれんもんかなーって思うのですが、あざ、旅立ってしまうとなると、なんでこんな男にうちの子供を!
など感じてしまうものなのです。
ある日、付き合っている人を紹介するねと言われて連れてきたやつが、まさか息子になるとは思ってもみなかったわけで、こうして、当日を迎えても複雑な気持ちがあります。
ただ、娘の幸せそうな顔を見てると、変な言葉はでてこなくて、ただただ感無量な気持ちになるものです。
そして、最後に娘から聞いたこの言葉は、忘れることはできないでしょう。
「ありがとう、貴方の子供でよかったです。」