」で便利でお安く。米朝首脳会談などの裏で地味に話題になっている「講義に出たらセクハラ内容だった」という訴えのニュースがあります。どんな内容かと言うと、京都造形芸術大学で芸術家の会田誠氏によるヌードを通した芸術の見方を養うというもので、卑猥な作品を見せられたり講義の内容でもセクハラに近い下ネタの内容を連発されて気分を害した、という流れです。これにより女性は講義を行った会田誠氏ではなく講義を開催した大学側を訴えています。
まず、女性に対して。任意の講義なのだからどんな人なのかをまず調べないのかという疑問があります。全く知らない講師が突然やってくるのなら話は別ですが、下調べすればどんな作品を扱う人なのか分かったはず。それをしないでいて、講義に出て「これはセクハラだ！」というのは如何なものかと思います。
次に会田誠氏側。彼は彼の芸術センスがあるわけですから、つべこべ言うことはないのですが、せめてどんな作品を描いているのかということは情報として出しておいても良かったのではないかと思います。
大学側も前情報として会田誠氏の作品が見られるリンクをホームページ等に貼っておいて事前に見られるようにしておいても良かったのではないかと思います。
ただ、厄介なのがこの問題がメディアでは「女性vs.会田誠氏」になっているところです。これでは会田誠氏の作品作りにも影響が出てしまいます。きちんとした正しい報道をしてほしいです。
