渡鬼や金八先生など75年以上女優として活躍した赤木春恵さんは94歳という長生きをしてとても残念だけど亡くなられました。泉ピン子さんをイジメる姑役がとても印象に残っている。ソ連が満州で終戦を迎えた。激動の事態を生き抜いた経歴の持ち主である。
女優としての道を示してくれたのは兄が満州からの引き揚げ後に衰弱して死生観を覆されたと語っていたのである。2007年には乳がんの手術を経験した。そして2015年9月には自宅で転倒して、左足大腿骨折で全治3かと診断されていた。パーキンソン病で要介護4でほぼ寝たきりの状態でトイレも自力でいくことができず介護が必要な状態だった。病気に対して前向きに立ち向かった姿には感動したのである。