新たな災害で過去の災害が忘れられる危険性「場所も中国地方、近畿地方、最近は北海道など。全国何らかの災害に見舞われている現状」 #気になるニュース2018年

ここ最近日本は様々な災害に襲われています。大雨、台風、地震。場所も中国地方、近畿地方、最近は北海道など。全国何らかの災害に見舞われている現状です。
そんな中私が最近気付いたのは、新たな災害が起こればその前に起こった災害がいかに忘れられやすいかという事です。私が最近広島に住む知り合いと会った時、「最近は大阪の台風や北海道の地震ばかり報道されて、広島岡山の大雨洪水災害のニュースが全く報道されなくなった」と聞きました。私はその時自分も完全に忘れていたことに気づき、凄く申し訳ない気分になりました。たまたま帰り道が岡山を通るので、現状を見ておこうと思って行ってみました。
今も崩れたままの家屋。
流されて放置されたままのコンテナ。
洪水による大量のゴミとそれを運び出そうとするトラックの列。
忘れていた現実を目の当たりにしました。その上メディアは地元のテレビ局ばかりで、ボランティアの方もほとんどいませんでした。以前テレビ番組で「一番怖いのは忘れられること」というコメントを見た事を思い出し、正に自分がそうであったと深く反省させられました。新しい災害がおこればもちろん第一に取り上げ修復に向けて動かないといけません。しかしその陰で過去の災害がいかに忘れられる危険が高いか。思い知った瞬間でした。