」で便利でお安く。松坂世代の名選手がまた１人、プロ野球の世界から引退してしまいます。その名は杉内俊哉選手。鹿児島実業高校から社会人野球（三菱重工長崎）を経てプロ野球のダイエー・ソフトバンク・巨人で活躍した左腕投手です。
杉内投手は全国高等学校野球選手権大会でノーヒットノーランを達成するなど活躍して注目、その後社会人野球やシドニー五輪でも主力選手の１人として活躍。2001年のドラフト会議で地元福岡の当時の福岡ダイエーホークスに3位指名されて入団。ゆったりとして投球フォームから繰り出される速球・スライダー・チェンジアップを武器に狙って三三振が取れるお手本のような左腕投手でした。最多奪三振や最多勝利投手など個人タイトルも獲得する程の活躍を見せ、FA権を行使、2012年からは巨人の主力投手として、3年連続10勝以上という形で活躍しています。
しかし近年は故障に苦しみ、復帰を目指しての懸命なトレーニングを積み重ねてきましたが、この度、ユニフォームを脱ぐことになりました。ちょうど同じ松坂世代の村田選手や後藤選手と同時期の引退となりました。やはり運命的な定めとはいえ、名選手がまた１人引退することは寂しい限りです。
同じ巨人の上原投手や中日の岩瀬投手のように長く現役選手として続けていける投手もいますが、故障で悩む選手も多々いますね。私個人の考えですが、高校野球で連投に次ぐ連投、投球数も150球以上も投げるという環境はそろそろ本気で改善するべき時期に来ているのではと思います。
杉内投手、現役生活、お疲れ様でした。今後もコーチや監督としてプロ野球界での第二の人生を歩んでいくことに期待しています。今後は名選手を育ててあげて下さい。
今後も一ファンとして応援しています。
