「一人っ子政策」は中国の人口増加を規制するための政策として1979年から行われた政策である。これにより中国で両親・両祖父母の財産・期待・愛の全てを一身に受け大切に育てられた一人っ子たちが育った。
もちろん全ての中国人がというわけではないだろうが、多くの一人っ子たちがエリートを目指し、国内外の高等教育を受けて世界に羽ばたいている。世界の主要都市では中国人が溢れていると耳にするが、それはただの旅行者ばかりではない。2018年現在は、そんな一人っ子で育った両親を持つ一人っ子二世達が、自分の理想とする生活を求め中国国内外でキャリアを積んでいる。中国経済が落ち込む中、今後中国人はどのような人生を選択していくのか。産児制限廃止により中国政府の求める人口増加は得られるのだろうか。