一度ならず二度までも島流しとは…と、西郷隆盛さんの生涯には同情の気持ちしか持てなくなってしまうほど、過酷な一生だったのだなと改めて感じました。ただ、今回は良かったことと言えば、鈴木亮平さんが徳之島に流されたと知った二階堂ふみさんが兄と2人の子どもを連れて、会いに行けたことです。
特に、2人目の子どもは生まれる前に薩摩に戻ったため、一生、会えないのかと思っていたので、それは西郷隆盛さんにとって大きな喜びだっただろうと思います。家族で過ごした5日間は、まさに夢のようだっただろうと思いますが、またしてもさらに遠くの沖永良部島へ流されるというのは信じられませんでした。短い一生で、三度の島流しにあった西郷隆盛さんが、これからどうやって後世に名を残す人物になっていったのか、ますます興味がわいてきました。