働き方改革を推進するために、国会で議論するにあたって提出されたデーターの聞き取り方について問題になっています。データーは、もっともらしくまとめられると多くの人が(そんなものだろう)と信じてしまいがちですが、よくぞ気づいてくれたと思いました。
そもそも、裁量労働制とは、企業側に残業代抑制の効果が期待できるからこそ導入しているという側面があると思うので、どちらかと言うと反対していましたが、今回のデーター収集の方法は裁量労働制で働く人と、そうでない人への質問がまったく違う内容だったということで、裁量労働制うんぬん以前の問題だと思います。そのデーターをまとめた人たちは、ちゃんと残業代をもらっているのだろうかということまで気になってしまいました。