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相棒 season16 16話「最終話までもう少し…このseasonで冠城亘はいなくなってしまうのか」【テレビ感想2018年ネタバレ注意】。 #TV


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相棒ファン歴が長い主婦です。
元々、母の影響で見始めましたが杉下右京(水谷豊)と亀山薫(寺脇康文)の掛け合いが好きでハマってしまいました。
現在の相棒である冠城亘(反町隆史)も元法務省勤務という肩書きながらなかなかフレンドリーで素敵です。
さて、16話の感想ですが、借金返済・両親からの虐待・奨学金の返済などのキーワードが出てきて、まさに現代の社会問題を表した内容でした。
杉下右京が常連として通っている料亭花の里の女将である月本幸子と恋の予感のする相手(烏丸)が現れる展開から始まりました。
月本幸子は名前とは逆で「ついてない女」というのが口癖で、元々殺人未遂容疑で杉下右京に逮捕されている前科者ですが、その杉下右京の頼みで花の里を経営しています。その幸子さんにやっと幸せが…!と思ったのですが、その相手の烏丸も前科者で幼少期に虐待を受けていた後遺症で発作的に暴力をふるってしまうという危険な人でした。
お互いに過去を打ち明けた後も未だに惹かれ合っているようでしたが、烏丸が殺人未遂で逮捕されてしまいます。烏丸を陥れた犯人グループに本当のことを白状させるために、月本幸子は昔の人脈からモデルガンを入手して突入します。月本幸子が逮捕される回以来、初めてバイオレンスな一面を見ました。杉下右京も言っていた通り、最近の和装姿で女将らしい様子からはバイオレンスな一面があることをすっかり忘れていました。天才的な推理力のある杉下右京が近くにいるのに、なんで頼らなかったの!と思わず言いたくなりました。
結局、犯人グループは金融業者を装って女子大生にいかがわしい動画を撮らせてお金を与えていて、その被害に遭っている女子大生を助けるために烏丸は殺人未遂を犯してしまったのでした。
この女子大生が怪しい金融業者に手を出してしまったきっかけが、まさに現在社会問題になっている奨学金の返済のためでした。
実は、私も大学進学の際に奨学金を借りていて、毎月コツコツ返済しています。旦那も奨学金を借りていたのでダブルパンチです。これがあと何年も続くと思うと辛いですが親には話せません。まさにそこをつかれた!という事件で他人事とは思えませんでした。
最終的には烏丸の拘置所へ月本幸子が面会に行くのですが、これからもまた面会に行くのか!?出所したらまた交際を続けるのか!?というのがもやもやするまま2人のシーンは終わってしまいました。最後に、花の里で烏丸の好きなポテトサラダを作っているシーンがあって、思い出として終わってしまうのか…続きがあることを期待します!
最終話までもう少し…このseasonで冠城亘はいなくなってしまうのか…そう考えると寂しいですが来週も期待しています!