」で便利でお安く。陸王 12月3日 第7話 こはぜ屋の行方はいかに
こはぜ屋がシルクレイの素材を提供してくれている会社から縁を切られ作れなくなってしまったので今回はこのピンチにどう立ち向かうのかがとても気になる点でした。
そこにシルクレイ製造機が火事になり使えなくなる追い打ちがかけられるとは全く想像もしていませんでしたので、まさかの展開でした。
さすがに池井戸作品、次から次へと試練を与えるなと、まあそこが池井戸作品の特徴でもありますが。
今回で印象に残った点は2つです。雑誌社から取材を受けた茂木の言葉が全然違ったニュアンスで雑誌に載せられた事にこれはたまったもんじゃないなと思いました。
現実の世界でもこういう事はあるのだろうか、もし自分が茂木の立場なら人間不信になると思います。
もう1点はずっとこはぜ屋の事を第一に考えてきて温かい言葉を掛けてきた坂本が、買収されませんかというとんでもない提案をしてきた事です。
坂本の魂胆が全くわからなくなりましたし何を企んでいるんだろう、今までさんざん味方だったのに投資会社に転職したとたん血も涙もなくなったのか？と。
いやそれはないだろう、何かこはぜ屋にとって得する事がある、嫌な思いは絶対させない確信があるから買収を提案しているのだろうなど、色々な想像が交錯しています。
