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感想・書評「天久鷹央の推理カルテⅣ 悲恋のシンドローム:知念実希人」ネタバレ注意・本職の医師による一風変わった医療ミステリーの第4巻(レビュー)。 #読書


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知念実希人著「天久鷹央の推理カルテⅣ 悲恋のシンドローム」;最終話は意外な方向へ・・・

本職の医師による一風変わった医療ミステリーの第4巻です。
このシリーズの魅力は何といっても一見事件にしか見えない事象の裏に隠れる病気を天才診断医・天久鷹夫とその部下、小鳥遊優のコンビが見つけて謎を解き明かすというところにあります。本巻には3話が収録されていますが、いずれも近年の社会問題と絡めてあり、その点においても興味深く読み進めることができます。特に前の2話はいわば現代の闇が映し出されており、テレビで見るニュース映像などを思い出しながら、とてもリアルな話として読むことができるでしょう。そして最後にはほろりとさせられるでしょう。
謎に関しても。医療知識がない読者でも簡単に理解できるようきわめてわかりやすく書かれており、楽しみながら勉強できるスタンスは前の3冊と変わっていません。その一方で、1巻から少しずつ変化を遂げてきた鷹央先生と小鳥(鷹央による小鳥遊の呼び名)の関係は、この巻においてさらに一歩進みます。二人の愉快なやり取りは変わりませんが、2人がそれぞれに成長していっていることがよく伝わってきます。いずれこの物語が終わるとき(終わって欲しくはないのですが)、この2人の関係がどうなっているのか楽しみでたまりません。このようなシリーズものは巻が進むと新鮮味がなくなって、当初ほどの面白さを感じられなくなることも多いのですが、本書に関してはまったく当てはまらないと言っていいでしょう。次巻がさらに待ち遠しくなる1冊です。

ありがとう寄稿。

きっかけは本屋の店頭でPOPに泣ける良い本と紹介されていたことと表紙イラストに惹かれたことですが、読んでみての感想は、良かった!の一言につきます。

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