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感想・書評「君と時計と嘘の塔 第一幕:綾崎隼」ネタバレ注意・この作品はタイムリープ・ミステリーです(レビュー)。 #読書


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君と時計と嘘の塔 第一幕 綾崎隼さんの新作 鳥肌ものです!

この作品はタイムリープ・ミステリーです。
ある日、主人公の友人が世界から消えてしまいます。そしてそのことには主人公以外誰も気づいていない。消えた原因はタイムリープにあったのです。
この部分を読んだら全身に鳥肌が立ちました。そして早く続きを読みたい、という思いに駆られました。タイムリープは現在の世界には存在しませんが、馬鹿馬鹿しいと鼻で笑えるような話ではなくて。物語の世界にどんどん引き込まれていくのが綾崎さんの物語の素晴らしいところです。

主人公の体験が、自分のことのように感じられ、文字だけなのにその情景がありありと浮かんでくる。本当に、世界が変わります。言葉や文章ひとつひとつに気が配られていて、難しい言葉はないのにとてもかっこよくて、綺麗です。その中で最も印象に残ったフレーズが「一人で生きている人間なんていないのに、そんなことに気付きもせずに自分の命を経つなんていうのは、最低最悪に傲慢で愚かな行為だ。この世の中で最も忌むべき弱さの一つなんだ!」です。自殺は駄目だ、何があっても生きなさい。というのはこの世でよく聞く言葉です。それでも生きる辛さから解放されるために自ら死を選ぶひとがいます。そんなひとたちをこの言葉が救うんじゃないかと思えるほど、まっすぐに心に響いてくるのです。綾崎さんの真摯さや真面目さが登場人物の言葉となって出てくるように感じます。どの登場人物も魅力的ですが、そんな彼らを産んだ綾崎さんは非常に魅力的な作家さんです。

ありがとう寄稿。

男として、最強を目指している範馬刃牙。数々の武芸者、強敵を退けてもなお越えられない壁があった。

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