淋しいのはお前だけじゃない・最後の大芝居
借金に追われた旅一座の一行たちが、病院を借り切って取立て側のオーナーにうそのガン宣告をし、治療費を払わせて借金返済をもくろむ大芝居を打つ最終回は途中でばれるのではないかとどきどきしながら見ていた覚えがあります。「池中玄太80キロ」で西田敏行のファンになり見ていましたが、出演者が個性が強く特に取り立て側の手下役の尾藤イサオがいつも手袋をしていて、それがなぜか非常に怖かったのが印象として残っています。
また見ていた当時は高校生ぐらいで大衆演劇のことも、ましてや梅沢冨美男という役者のことも全く知らず、こういう世界があることを教えてくれたドラマでもありました。この一世一代の芝居が成功して借金を返し終わるのですが、最後に苦労を共にしてきた一座の座員たちが別れを惜しむ場面は、当時世の中のことをよくわかっていなかった自分でもグッとくるものがありました。このドラマでは奇想天外な方法で借金を返すことに成功するのですが、とても面白く見ながらもつくづく借金はするものではないなと感じ、その後の自分の考え方に影響を与えたドラマであった気がします。
ありがとう寄稿。
戦いを終えた後でもかなり素敵な展開にもなっているものです。高校生の気持ちに関しても共感出来る場面もあるものです。
Herlem Beat-ハーレムビート16巻St.235・Happy Merry Christmas!(西山優里子)感想&あらすじ・会う事が出来てから恋人の時間にもなってくるものです…ネタバレ注意。 #マンガ - ナカノ実験室