これまでの簡単なあらすじ、内容紹介(見どころなど)。
何をしても続かない若者が料理にめざめ上京し修行を始める。妻が妊娠したのを知り仕事にも熱を入れ、子弟の礼を疎かにし別の所でも勉強してクビになる。妻は流産したのを機に夫の料理の修行の邪魔になると離縁する。目的をなくし彷徨う中行き着いた食堂で料理とは何かを学ぶ。彼を応援する兄の援助を得てパリへの留学する。
主人公の成長する姿、妻や食堂の女将など女性を魅了する主人公の女性関係、美味しそうな料理も見所です。
登場人物達は、最後にどうなるでしょう?
初めの妻俊子は年の離れた夫と再婚するが、俊子の思いを知る夫は篤蔵の援助をし、最後には俊子を手放す。そして晴れて天皇の料理番となった篤蔵のかたわらには離縁した妻が戻ってくる。
ドラマのラストシーンを想像してみましょう(ハッピーエンドか?バッドエンドか?)。
最後はハッピーエンドで終わります。
篤蔵は晴れて天皇の料理番となり、料理の道を究めますが最後には料理番をやめ、最初の妻俊子と一緒に食堂をはじめ、一般の大衆に愛される店を作っていく。
続編があるとするなら、どういう内容になるでしょう?
続編では、再び天皇の料理番にという申し出を受け、天皇の傍での仕事が始まるが、徐々に第2次世界大戦の戦乱の中に巻き込まれていく。戦火が広がる中、篤蔵はたくさんの庶民に少しでも心の温まる食事をという思いに駆られ、再び料理番をやめ、戦火で焼け出された人たちに温かい食事を作ることに命をかけていく。