MacとWindowsの違いから見るMacbook Air(Mid 2012)の使用感。
この記事はMacbook AirでMacを初めてお使いになるユーザーさんに向けたレビューです。
筆者はMacbook Air(Mid 2012)(以下、MBAとします。)を2年間使用しています。MBAが大学から支給されたことをきっかけに使い始めました。高校卒業まではWindowsしか使ってこなかったため、最初はMac OSとWindowsとの違いに戸惑いましたが、今は「Macのほうが使いやすい」と思っています。そこで、この記事ではWindowsとMacとの違いを中心にMBAのレビューを書きます。
Windowsユーザーの方が気になるのはソフトや周辺機器の互換性でしょう。結論から申しますと一般的なソフトはMac版や代替ソフトがあります。また、Mac 用のドライバーが用意されていれば、Macでもそのままお手持ちの周辺機器が利用できます。
例えば、Firefox・Google Chrome・Safari・OperaはMac版があります。残念ながらInternet Explorer(IE)はありませんが、WindowsでIEを使っていた方は、動作が比較的近いFirefoxがおすすめです。
また、Microsoft OfficeのMac版もあります。Windows版のOfficeと若干操作は異なりますが、使用しているうちに慣れてくると思います。他にもMac版があるソフトや代替ソフトは数多くあります。
プリンターもMac用のドライバーがあれば使用できます。外付けドライブはNTFSなどフォーマットによっては書き込みができない可能性があるため、注意が必要です。
ところで、Macの方が使いやすいと感じる点もあります。
第1にバックアップ機能です。Macのバックアップ機能である「Time Machine」は非常にシンプルです。Windowsのコントロールパネルに当たるシステム環境設定から機能のオン・オフを設定し、バックアップの保存先を決めるだけです。Windowsと違って複雑な設定は必要ありません。また、バックアップ中の動作もバックグラウンドで行われるため作業が中断されることも少ないでしょう。
第2にMBAのシンプルさです。Windows PCとは異なり本体に余計なシールや突起部がないので見た目は非常にシンプルで先進的です。そのため、オリジナルのシールを貼ってカスタマイズしているユーザーも多くいます。
しかし、Macにも欠点はあります。第1にWindows用のソフトやゲームが動かないことです。この点はWindowsとのデュアルブート(WindowsをMacにインストールして使用すること)や仮想化(Mac OS上で専用のソフトを通じてWindowsを動かすこと)で対応できます。また、WineといってWindows向けのソフトをMacで動かすソフトもあります。
第2に、これはMBAの欠点ですがスペックが物足りないことです。画面が小さくメモリも4GBと少ないので、動画編集や画像編集には向いていません。まあ、MBAはモバイルパソコンなので仕方ありませんけど。
このような欠点もありますが、WindowsよりMacの方が使いやすく、MBAのデザインがシンプルなので結構気に入っています。MBAの購入やMacへの移行をお考えの方に参考になれば幸いです。