」で便利でお安く。ドラマ２４アオイホノオ第二話「残念な毎日から脱出せよ」
１９８０年代初頭の芸大が舞台という時点で、サブカル好きな方はピンと来るかもしれません。
普段ドラマを観ない私も、あらすじを読んで即録画予約しました。逆に、当時の漫画やアニメに詳しくないと面白さが半減すると思うので、ある意味視聴者を選ぶドラマだと言えるかもしれませんが…。
主役の名前が焔モユルというくらいで、基本的に暑苦しいドラマです。主演の柳楽優弥の見た目からして暑苦しい。そして演技も暑苦しい。
実在の人物をモデルにした役が多いのもこのドラマの特徴です。個人的には庵野ヒデアキ役の人が本人っぽくて好きです。
全体的に野郎多めのむさくるしいドラマですが、とんこ役の山本美月ちゃんが可愛いので相殺されています。コスプレちっくなヅラと棒読み一歩手前な台詞回しが、逆にこのドラマにハマっていて最高です。
また、劇中に実際の漫画のシーンが出てくるのですが、その朗読を古谷徹がやっていたりと様々なネタが仕込まれていて、観ていて思わずニヤリとしてしまいます。
第二話でも、高橋留美子をそそのかす大人役で実際の編集者さん達が出演していたり、アニメ研究会の矢野ケンタローがガノタで、シャアの台詞をバンバン使っていたりと相変わらず小ネタが炸裂していました。
第一話が動画を制作する話だった為、漫画の話がメインの第二話は若干勢いが失われた感もありましたが、新キャラの矢野がインパクト大で良かったと思います。
津田ヒロミちゃんは、この時点ではキャラが弱くてまだちょっと微妙な感じかな？この先、モユル・とんこ・ヒロミの三角関係になっていきそうで楽しみではあります。
