」で便利でお安く。ST赤と白の捜査ファイル 第一話
昨年放送分は見ていないが、基本的に一話完結なので見ていて分かりやすい。
今回の事件は、ゾンビパウダーと言う毒物による連続殺人だ。
当初の捜査と展開では、ストーカーによる憎悪殺人かと思われた。だが、実際はある女性の愛情を得るための一連の犯行だったと判明。愛情と憎悪は裏表なのだと感じる事件だった。犯人が最後に取った行動も、愛情と憎悪が綯い交ぜになっているように感じる。
そんな事件と並行して、ＳＴのチームメンバーの現状や他の警察官との溝等も分かりやすく浮き彫りになっている。警察上層部の思惑も分かりやすい。
内容としてはスピーディな展開で、どんでん返しもあって中々犯罪捜査モノとしては優秀だと思う。
ただ、見ていてどうにも英国ＢＢＣで製作した「シャーロック」と、映像効果や描写が似ている気がするのが引っかかる。メールの文面をテロップとして多用する描写や、捜査の際に判明する情報がズームアップしてテロップで表示される様子もよく似ている。
そうした手法が最近の捜査ドラマの主流なのか、それともシャーロックをもじったものなのか、少し引っかかるところだ。
