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おとり捜査官・北見志穂18-追悼蟹江敬三さん入魂の遺作/感想&あらすじ(ネタバレ注意)。


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おとり捜査官・北見志穂18-追悼蟹江敬三さん入魂の遺作

先日胃がんのため亡くなられた蟹江敬三さんの遺作だそうです。

大好きな俳優さんですが、まさか大好きなシリーズが遺作になるとは思ってもみませんでした。
昭和を代表する俳優さんがいなくなることはとっても寂しく悲しいです。

この時は病気をしていたなんて思わせる感じもなく、凛々しく堂々と自分の個性ある演技をされていてるなって感じを受けました。

この回を見終わった後、このシリーズが終わってしまうことが信じられなく、また続きがいつか放送されるようなそんな印象を受けました。

第一話から見てきたので、本当に本当に残念で仕方ないです。

この二人の面白いくらい息の合った演技は、ほかの人では絶対にまねのできないものだろうと思います。

松下由紀さんが、「大好きな俳優さんでした」とコメントしていたように蟹江さんの渋いだけではなく、どこか吸い込まれてしまうような魅力ある演技には多くの人が魅了されたのではないでしょうか。

このシリーズは、事件が起きて解決するにあたり、必ず松下さんが演じる北見刑事が「私おとりになります。」と言っておとり捜査が始まります。そして最大の見せ場であるシーンは、北見が犯人と格闘し本当に危ないぎりぎりラインになって助けに登場する蟹江さんの迫力ある演技だと思います。

相棒である北見刑事に対して普段は口が悪く、あまりそんなそぶりを見せないのですが、本来は大切に思っているという心を表情で演技しているさまはとても素晴らしいと思うし、蟹江さんにしかできない独特の世界観があるように思います。