ランチの女王 第7話 竹内結子 妻夫木聡
ランチの女王は、洋食店「キッチンマカロニ」の4兄弟と、長男の嫁として現れた麦田なつみを中心に、兄弟が抱える問題、キッチンマカロニの後継者について、麦田なつみの過去など、毎回様々な問題が発生するが、キッチンマカロニという洋食店ならではの、「食」を通じて、解決していく。
特に、第7話では、4兄弟の父、鍋島権造が亡くなり、悲しみを吹き飛ばすためにも回転したキッチンマカロニを舞台に、麦田なつみの過去と、洋食屋を続けていく意味を考える重要な回になっている。
とにかく、毎回面白く、見ていてとてもおいしそうなメニューの数々。古い洋食店の魅力が満載で、メニューへの思い出、お店への思い出、いつまでもそこにある安心感。つらいことがあっても、その店に行けば元気なれる。その店のあのメニューを食べれば元気になれる。そんなキッチンマカロニの魅力と、そこを守り続ける従業員の魅力をお客側から、従業員側から描いているところも面白い理由のひとつかもしれない。