」で便利でお安く。アメトーク３月２０日放送 腹立つ芸人ｖｓ腹立たない芸人
いつも気軽な気持ちでアメトークを楽しんでいるが、この回は「うーん」と考えさせられてしまう事があった。それは「腹立つ芸人」の小籔千豊の発言。「世の中には夢がかなう的な歌が多すぎる。言うとくぞ子供！夢なんて絶対かなわへんからな！」というもの。これにはハッとさせられた。私も日頃から最近のその様な風潮に違和感を覚えていたからだ。
確かに夢を持つことは大事だが、夢ばかり見て何の努力もしなければ、それはかなわないだろう。夢とか希望とかそんな言葉に躍らせれている若者が私の周りにも大勢いる。そんな人に限ってあまり行動をしていない様な・・いつからそんな言葉遊びの様な事が始まったのだろう。確かにネガティブな言葉よりポジティブな言葉は大事だろう。それに勇気づけられ励まされた人も多いだろう。「夢なんてかなわない」と思っている人よりも、「夢はかなう」と思っている人の方が同じ様に行動していても結果は違うと思う。でも自分はそんな言葉に惑わされごまかされていないだろうか？と点検してみる必要もあるのではないか。「夢や希望」の言葉の後ろにもっと本質的な何かが隠されているのではないか。小籔氏はきっとこれまでの芸人人生の中で、それこそ「夢やぶれて」倒れていった大勢の仲間達の屍を見てきたのだろう。自分も苦労して今の位置を掴みとってきたからこそ、「甘い夢」ばかり見ている人たちが許せなかったのかも知れない。
