僕のいた時間 全話 三浦春馬、多部未華子
僕のいた時間を全話を毎週観ていました。私は最近まで看護学生でALSの方のお宅へ実習しに行かせて頂いたこともありました。
ドラマでは三浦春馬さんがALSと診断される前、診断された時、病気と付き合う、そんな様子がとてもリアルに描かれていたように思います。
頭で理解できるからこそ、自らの意思で身体を動かせない…。それがどれだけ辛いことかと毎週考えさせられました。
今、私達は話すことができ、身体を動かし生活をしています。ドラマでも笑えることが幸せだというようなことがありましたが、当たり前のことが一番幸せなのだと改めて思いました。
ドラマを男女の物語として観るよりも、病気と闘う方の症状や気持ちを考えてしまうことが多かったのは看護学生の癖になっているかもしれませんが、勉強になり、1話、1話考えさせられるドラマだったと思います。
三浦春馬さんや多部未華子さん中心に感慨深いドラマになったのでは?と思いつつ、個人的には周りを固めた俳優陣がとても素晴らしかったです!
それぞれのもつ家族の色がしっかり描かれ、家族ドラマとしてもリアルに感じさせるドラマでした。