今回の都知事戦の争点は何か
元総理大臣のお二方の登場で盛り上がりを見せている東京都知事選挙。
細川護熙候補が「脱原発」を大々的に打ち出し、争点が脱原発をする候補かそうでない候補かを選ぶ選挙と言うことを主張しておられましたが私はそうは思いません。
原発の選択の是非においては国政で問われるべき問題であり、東京の都知事選で問われる問題ではないと思うからです。
国政の問題ではなく、都政で考えていくべき問題を争点に選挙が行われるべきです。
まず、2020年に開催される東京オリンピック・パラリンピックを問題なく開催できるように準備をしていく事。世界が注目する一大イベントを無事成功させるのは次のリーダーに課された責任であると思います。
他には高齢化問題や福祉問題にどう取り組んでいくのか。
地震への備え、道路などの補修、そのための財源の確保をどうするのか。
東京都の税収を増やす、安定的に税収を得られるようにするためにどうするのか。
東京都民の方々はこういった問題に対する各候補者の主張に注目して、雰囲気に流されず次のリーダーを選んで欲しいと思います。