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禁煙成功談・主人は元々ヘビースモーカー、「娘のために禁煙した良いお父さん」って事になっている(千代田区に「歩きタバコ禁止条例」)。


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非喫煙者の主人

人の記憶は上書き保存されるという話は本当だ。
うちの主人は煙草の煙が大嫌い。
「昔は吸ってたけど、お腹の中にいた娘のために煙草をスパッと止めた」というのが彼の武勇伝。

主人は元々ヘビースモーカーだった。
幼い頃から煙草の煙のない環境で育った私は、何度も「結婚失敗したな」と思ったものだ。
禁煙パイポを買ってきたり、ニコチンパッチを手に入れたりしながら、それとなく禁煙してもらおうといろいろ試した。
しかし、図星を指しちゃいけないと言うように、主人の気にしている「煙草の話」と「趣味の車の話」を咎めると、必ず大喧嘩になっていた。
妊娠がわかった時はすごく喜んだけど、煙草は止めなかった。
私の前では吸わないでいてくれたけど。

妊娠8ヶ月の時に主人は一週間くらい関東に出張に行った。

帰ってきた彼が言った言葉は「煙草止める!」だった。
だいぶ怒っていたなぁ。

当時、千代田区に「歩きタバコ禁止条例」のようなものが制定され、連日テレビでやっていた。罰金は2,000円くらいで、歩きタバコを注意され、「払えばいいんだろう!」とお札を投げつけるマナーの悪い人達がニュースで流れた。
その真っ只中に千代田区に出張に行った主人は、どこに行っても喫煙場所が見つからず、腹を立てて煙草を止める事になったのだ。

あれから10年近くになるけれど、その時の主人の記憶は塗り替えられ、「娘のために禁煙した良いお父さん」って事になっている。

不思議なのが、その嫌煙ぶり。
あんなにヘビーだったのに、今では煙草の煙で気分が悪くなるほど。
私は結婚してから出産手前まで、同じ思いをしていたのは、どうやらこれも上書き保存されているようだ。