「認知行動療法 第4回」(10月25日)
放送大学の心理学科目の内容はレベルが高くて、しかも分かりやすいと評判なので視聴してみました。この番組は手洗い衝動が抑えられない子供の例を再現VTRを用いて紹介し、この子供の問題を認知行動療法で改善していくという内容のようです。
心理学は医療系の知識が求められるため、素人では何を言っているのかよく分からないのが普通です。今回は「機能分析」の概要を扱っていましたが、複雑な問題を単純化して分かりやすくすることを目的に、治療者の行動を見ていくのが「機能分析」だということが、とても分かりやすく解説されていました。また、問題行動の原因をマクロ・ミクロの双方の視点で見なければいけないと言及されていました。放送大学の心理学科目の評判の高さの理由が分かった気がします。