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美の壺・選「磨きぬかれた都風情 京野菜」「偶然の産物を1つの品種にまで昇華して生まれる」【テレビ感想2017年ネタバレ注意】。 #TV


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美の壺・選「磨きぬかれた都風情 京野菜」(10月22日)

「美の壺」で京野菜⁉︎とちょっといぶかしい気持ちがありましたが、放送を見ているうちに、そんな気持ちはどこかにいってしまいました。まず、京野菜の「個性」では京野菜の独特の形や味がどのように生まれたのかが解説されていました。

偶然の産物を1つの品種にまで昇華して生まれる京野菜の個性に、感心することしきりでした。次に「いかす」では京野菜の特徴を生かした料理が紹介されました。こういうテレビ番組の料理はやたらと凝ったものが出てきますが、今回登場した料理は焼く・茹でる・和える程度で簡単にできる料理で、京野菜の個性をいかした料理だと感じました。また、女将さんの「京都には京都の良いものがあり、他の土地には他の土地の良いものがある」という言葉は、自分の文化を大事にしながらも、他の文化を馬鹿にしない謙虚な姿勢が表れていました。この姿勢が京野菜の伝統を守りながら、それを新たなものに昇華させていく「挑戦」へと繋がっていきます。番組ではフランスのシェフや新種開発の責任者が登場していましたが、伝統を新しいものを作り出す礎にしていることが伝わってきて、京都の文化のしなやかさを感じました。なかなか良いテレビ番組でした。