「リバース」湊かなえ 秋の夜長におすすめです♪
「秋は読書に浸りたい」という時におすすめの、ハマるミステリー小説です。
湊かなえさんの本は、ちょっと怖さがありながらも続きを読まずにはいられないものが多くて好きですが、この作品もそうでした。
コーヒーを飲むことだけが趣味という、ちょっと地味めの主人公の男性が、過去に関わった事件について真相を知るべく動き出すという話です。
コーヒーの話題が繰り返し出てくるので、コーヒーを飲みながら読みたくなります。
特に秋は温かいコーヒーがおいしくなる季節ですね。
コーヒー好きでミステリー好きの方には、特におすすめの小説です。
内容は、主人公のコンプレックスとか、子どもの頃から抱えてきた少し屈折した感情などを、うまく表現しているなあと思いました。
目立たない男の子の気持ちが巧みに描かれています。
途中から、「たぶんラストはこうなるのかな?」と予測しながら読んでいましたが、最後の最後まで気が抜けない展開になっています。
そして、思いがけないラストに衝撃を受けてしまいました。
湊かなえさんといえば、これまで「Nのために」や「高校入試」など、色々な作品がドラマ化されているだけあって、やはり才能ある作家さんなんだなあと思いました。
ありがとう寄稿。
悲しいキモチと言いますか、自分でも、どうしようもないくらいにフリーズするような感じ。相手からも気を使われている感じがするし、なんか、もう、終わったのかもしれない。
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