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感想・書評「烏に単は似合わない(八咫烏シリーズ)阿部智里」ネタバレ注意・装丁から見て児童文学なのかな?と最初に思ってしまった(レビュー)。 #読書


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阿部智里「八咫烏シリーズ」1巻目 烏に単は似合わない 最後まで展開の読めないジャンル分類不能作品

八咫烏シリーズの一冊目。電車内の広告で見て、面白いのかな?と思ったのでまずはシリーズ最初から購入。
久々に、文句なしにおもしいと思った本だった。
装丁から見て児童文学なのかな?と最初に思ってしまったのがそもそもの間違い。正直なめてかかっていたので、読んで大打撃を食らうはめに。
日本のファンタジーで、人型をとる八咫烏の世界のお話。まずは背景が面白い。シリーズ1巻目の「烏に単は似合わない」では、この世界の後宮の話になっている。たぶんシリーズのほかの巻では、後宮以外の話になるんだろうというのが予想されるので、最初からもう早く読み終わるのが楽しみだった。
最後はいわゆる大どんでん返しになるのだが、それ以前にいったい誰が主役なのか、最初からいい意味でわからない。1章ごとに語り部が変更になるせいもあるが、善人だと思ったのが悪人、悪人だと思ったのが善人だった、など最後まで展開がよめなかった。
すぐに繰り返し二度目を読んでみて、それでさらにわかった部分も多い。もちろん一度読めば内容はわかるけど、二三度読み直すとさらに面白いかも。
児童文学だとして、子供がこれを読んだらどういう感想を持つのか興味がある。けれど、推薦図書に指定されることはまずないだろう。ステキな表紙を裏切って、中身はかなり辛辣な内容。ミステリーとしてみても非常に楽しめる。

ありがとう寄稿。

もりもりハッピー私です。いよいよ、次回で、こち亀こと、こちら葛飾区亀有公園前派出所が最終回ですが、その予想の寄稿とか、私の書いた感想のまとめです。

こち亀最終回予想まとめネタバレ注意・ハッピーエンドか?部長が死ぬのか?【こちら葛飾区亀有公園前派出所】 - ナカノ実験室
どの分野から見ても、小説としては結構型破りなのではないだろうか。久々に新しい形の小説を読んだ気がする。