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アニメ最終回「少女革命ウテナ」結末感想ネタバレ注意!あらすじ・天上ウテナと、エンゲージした薔薇の花嫁である姫宮アンシー、そしてその兄の鳳暁生。兄妹の禁断の関係…。 #ANIME


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アニメ・少女革命ウテナの最終回、勝利の鐘が鳴る時

アニメ版の「少女革命ウテナ」の最終回で印象的な場面はいくつもあります。天上ウテナと、エンゲージした薔薇の花嫁である姫宮アンシー、そしてその兄の鳳暁生。兄妹の禁断の関係を含んだ三角関係のような展開が、最終回直前まで進行していました。しかし、最終回では、ウテナはアンシーを救い出す王子様になるという願いに立ち返り、すべての元凶である暁生に対して剣を抜くのでした。暁生がすべての元凶であることを前から知っていた視聴者にはたまらない、ある意味、少年マンガ的な「熱さ」すら感じさせる、最終回の幕開けだったと言えます。
ただし、その後の展開には、「熱さ」よりも「痛み」の方が勝って感じられました。
視聴者としては(特に同性であればなおさら)、アンシーに対してやはり王子様であろうとするウテナに安心する反面、「お姫様のドレス姿」ではなくあくまで「戦う王子様スタイル」を選ぶ点に、女としての生きづらさや息苦しさを感じずにはいられません。
また、守ろうとしてくれるウテナを裏切り背後から剣を刺しながら、冷酷さと申し訳なさの間で心揺れるアンシーの姿が、今まで二人が築き上げてきた「つながり」をより際立たせ、切ない気持ちを抱かせます。
アンシーがウテナを背後から剣で貫いたとき、崩れ落ちるウテナと一緒にしゃがみこんだアンシーの紅いドレスがひろがって、まるでウテナから流れる血のように見えるシーンも、非常に美しいです。
さて、見所の多い最終回でもいちばん印象的なシーンは、物語の最後、アンシーが鳳学園を去るところにあります。
今まで、デュエリストたちの決闘のとき、胸に挿したバラが一方の者の剣で散らされ、勝利者が決定した瞬間、その勝利を讃えるかのような鐘の音が響きました。
暁生との決闘のとき、最終的に勝利者としてアンシーを救い出す力を得たはずのウテナですが、棺の中に閉じ込められたアンシーと手をつないだ瞬間、アンシーは奈落の底へ消えてしまい、王子様を恨む幾万もの剣によって、ウテナは突き刺されてしまいました。この時点では、鐘の音はなっていません。そして、現実に戻った鳳学園では、あんなに人気のあったウテナはもはや生徒たちの記憶から消えかかり、暁生はまた、アンシーをめぐるゲームを始めようとしていました。その場面だけ見れば、結局、現実の勝利者は暁生でしかなかったかのように見えます。
しかし、アンシーだけは、ウテナを忘れていなかった。一見変わりのない、時が停滞したかのように何も変化のない日常に戻っただけのように感じているのは、実は暁生だけで、アンシーの中で大きな変化が起きているのを、暁生は感じ取ることができませんでした。
鳳学園を出て行く宣言をしたアンシーは、制服を脱ぎ、まとめていた髪を下ろし、そしてメガネを外しました。アンシーにとって、制服は鳳学園の人間の象徴で、メガネは自身を守る防具のようなものだったのかもしれません。外見を変えることは、自分をつなぎとめていた鎖を自分の手で引きちぎるような行為です。そして、アンシーは鳳学園の門の前に立ちます。
ここで、あの、決闘の勝利者を讃える鐘が鳴り響くのです。
ウテナは、願いを叶え、アンシーを救い出すことができた……ウテナこそが決闘の勝利者であることが示されたこのシーンは、最終回でも特に印象的な場面でした。
鐘が鳴り響いた後、「ウテナ様」と呼んでいたアンシーが初めて、「ウテナ」と呼び捨てにします。それこそが、ウテナが決闘の勝利者である何よりの証のようにも思えます。

☆今日のブログ飯(葛藤)

最初はいやいや野球部に入った主人公も、そんな環境で過ごすうちに、次第に野球に前向きになり、成長していく姿を見せていくところもうまく描かれており、なかなかの名作だと思われる。

野球部に花束を ~Knockin’ On YAKYUBU’s Door~1巻/感想ネタバレ注意!あらすじ・特徴としては、部活以外の高校生活にもスポットを当てており…。 - ナカノちゃんねる