空から降る一億の星/最終回・結末の感想ネタバレ注意！あらすじ・さんまと深津絵里の兄妹役での掛け合いが、なんとも言えないほどはまり役…。 #テレビドラマ

空から降る一億の星。なんともせつないタイトルだ。

さんまと深津絵里の兄妹役での掛け合いが、なんとも言えないほどはまり役です。血の繋がりがないことを、密かに知っていながら兄のことを思い、必死で守ろうとする妹、また兄も妹の実の父を殺してしまったという後悔を抱きながらも、妹を必死で守るというお互いを思いあっている姿がとても印象的です。
一方、木村拓哉役の実の兄が、兄とは知らずに惹かれ合っていく2人。始まりはお互いを刺激しあい、でもどこかほっとけない2人の描きかたが、とても絶妙で目が話せませんでした。
そんな2人が、お互いの気持ちに素直になり、結ばれて幸せな時を過ごしたのも束の間、真実が明らかになります。禁断の恋だったのです。
最後は、実の兄とは知らずに恋人を誤解し、義兄を守ろうとして実の兄を殺して、義兄の目の前で自分の命を絶つのですが、このシーンは衝撃的でした。なんともせつなくて、でもこの結末以外は想像もできないほど、マッチしていました。
決してハッピーエンドなドラマではなく、とても悲しいドラマです。でも、温かくて笑える場も兼ね備えている、他にはないところがやみつきになりました。最後まで見るとタイトルの意味がじんわりと伝わってきます。

ありがとう寄稿。

精神科医の書いた本というと、いかに前向きに生きるかという理想を掲げた良くも悪くも健全とした内容が一般的ですが、この作者は毒舌で春日節とも呼ばれる独自のノリが賛否両論に分かれる作風が特徴です。

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