わたしを離さないで 科学の進歩か衰退か、提供者の人権とは
これまでの簡単なあらすじ、内容紹介(気になる伏線・見どころなど)。
ある施設の子供たちはその敷地から出ることを許されず、脱走すると『殺人鬼』に殺される環境で育った。
その子供たちとは、生まれながらにして臓器提供の使命を背負わされており『あなたたちは天使だ』と教育を受けていた。
恋、ほにゃらら、嫉妬・・・施設を出た後も自由は無く、臓器を抜かれ誰かの一部になって死んでいく運命の中で彼らは何を思う?
登場人物は最後にどうなる?
介護人になった恭子と友は結ばれることは無いと思います。
恭子は美和に支配される事で生きる意味を少なからず見出しているので、彼女もまた美和にすがっているように感じます。
友と美和は既に提供が始まっているので間もなく亡くなると思うのですが、恭子は保護官になるのではないかと思います。
ラストシーンはどうなる?(ハッピーエンドか?バッドエンドか?)。
この作品にハッピーは感じられません。
せめて提供を受けた側のシーンでもあればまだ報われますが、それらは一切出てこないのでバッドエンドしか想像できません。
この内容に対し、バッドエンドと表現して良いものかは分かりません。しかし、この輪廻を正とするのであればハッピーと言っても問題は無いかと思います。
続編があるなら?
真実の視点でのスピンオフに興味があります。
幼いながらもなぜあんなにも冷静でいられたのか、またコテージでの反発運動の発足のきっかけや真実はどうなりたいのか気になります。
最終回までに描かれるかもしれませんが、保護官や施設が始まるきっかけ、龍子先生の苦悩等、観たいけど正直観る事から逃げたい気持ちと半々です。
ありがとう寄稿。
伊坂幸太郎の陽気なギャングシリーズ9年ぶりの新刊です。久しぶりの新刊でしたが相変わらずの軽快さでスラスラとあっという間に読むことができました。
感想・書評「陽気なギャングは三つ数えろ:伊坂幸太郎」ネタバレ注意・新刊でしたが相変わらずの軽快さでスラスラとあっという間に読むことができました(レビュー)。 #読書 - 面白い漫画を教えてください。