白夜行/最終回・結末の感想ネタバレ注意！あらすじ・一話の冒頭のクリスマスシーンと繋がる構成に…。 #テレビドラマ

白夜行 体を張って守る最高の愛に感動

白夜行の最終回は感動的です。
一話の冒頭のクリスマスシーンと繋がる構成になっています。
小学生の頃に殺人の秘密を共有する事となった、亮司と雪穂。亮司は雪穂をお金で買った自分の父親を殺してしまいます。
余りに幼い頃から、太陽の下を歩く事を諦めてしまった2人が切なく描かれて居ます。
小学生の頃から2人を怪しみ、追い詰める刑事の笹垣も原作通りのイメージです。
雪穂を守るために、自分は死んだ者となる亮司の愛は、涙が出るほど美しいものです。自分が犠牲になっても、雪穂に太陽の下を歩かせたいという亮司の想いは、一話の小学生の頃から全く変わって無いのだと気付かされます。亮司は雪穂の為ならば、どんなに人の道に外れたことでも引き受け、その結果、笹垣に追い詰められ雪穂に切り絵を作った思い出のハサミが身体に刺さり死んでしまいます。
幼い2人は被害者だった筈なのに、いつからか、悲しい加害者になってしまったのです。
亮司が死ぬ事で、2人の罪は1人のものになり、雪穂は堂々と太陽の下を歩ける事でしょう。それこそが、亮司の願いだったのですから。